東シナ海、掌握の野望 長谷川櫂【故郷の肖像㉘第4章・切支丹の王国】
出典:熊本日日新聞

記事概要
晴れた日には対馬が見える東松浦半島(佐賀県)の先端に、豊臣秀吉が二度の朝鮮出兵の基地にした名護屋城の跡がある。石垣が残るだけだが、当時は天守閣や櫓[やぐら]が立ち並び、周辺の野山には出兵を命じられた西国大名らの陣屋があった。眼下の湾には水

晴れた日には対馬が見える東松浦半島(佐賀県)の先端に、豊臣秀吉が二度の朝鮮出兵の基地にした名護屋城の跡がある。石垣が残るだけだが、当時は天守閣や櫓[やぐら]が立ち並び、周辺の野山には出兵を命じられた西国大名らの陣屋があった。眼下の湾には水